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にっき

hachiwa.exblog.jp

黄雀楼の日記です。三国・春秋語りや無双ネタバレトークなどもあります。

すわ日記②

まずはサイトの話。明日はクリスマスですが、それ的なことは何もできない気がします! が、今年中には春秋的かれんだーを、最低限の形を整えてアップすべくちまちま作業しております。
年賀状のことをすっかり忘れていてどうしようかと…(<毎年恒例)。ひつじ…何を描けばいいんや…。叔向(=「羊」舌キツ)とか祁奚(字が黄「羊」らしい)とかですかね! でもデザがない! 無双キャラ…にしても、誰を描けばいいのか迷う。うーん、迷ってるうちに新年になりそうです! 毎年のことですが、年賀状を25日までに投函できそうにない…。。。


では、すわ日記の続きです! 一日目の続き、下社春宮と手長神社です。



秋宮から春宮に向かいます。
中山道を歩いていけば着きますが、道を一本間違えていることに気付かず15分くらい歩いていました…(観光案内所で貰ったものを役立てない凡愚)。ただ、旧中山道とほぼ並行して隣り合っていた道なので、細い急な山道(…)を下って、中山道に出ました。

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この山道には、武田信玄ゆかり(らしい)の「矢除け石」なるものがありました。この石の上に立っていた和尚さんに向けて信玄が矢を放った(放たせた?)が、矢は石に跳ね返されて和尚さんには一本も当たらなかったという逸話があるそうです。信玄はこの石の念力がこもったお札を授かって戦場に赴いたのだとか(観光案内版の情報より)。

矢除け石のある小径は、かなり鬱蒼としていて、小さい祠や神仏の名を刻んだ石碑がそこらに立っていて、畏敬というより畏怖の念を覚える場所でした…。デジカメでこのあたりを撮影したら、写ったらアカンものが写りそうな気がしたので(汗)、この付近の写真は撮りませんでした…;


さて、中山道に出れば春宮にもスムーズに着きます。
こちらが春宮入口。

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秋宮に比べると、人がまばらでした。ガテン系の男性がちらほらいらさった…。
境内に入ると、手前に神楽殿が見え、奥に幣拝殿があります。右端には一の御柱も見えます。秋宮と似た造りになってます。

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こちらが幣拝殿。秋宮同様、国重要文化財。

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幣拝殿の左右には、秋宮と同じく摂末社があります。向かって右手にあったのが若宮社(摂社。タケミナカタの子供たち)と上諏訪社(末社。祭神はタケミナカタ)、向かって左側に子安社(末社。祭神はヌナカワヒメ)があったと思います(記憶があばうと)。春宮ではタケミナカタは別の社に祀られてるんですね…下社の祭神のヤサカトメの夫なのに摂社じゃなくて末社なんすか…摂社と末社の境界が分からぬー(>_<)。

春宮には神奈子のスペカでおなじみの筒粥殿もあります。

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かつては上社本宮にもあったらしいのですが、本宮には筒粥殿があった跡しかありません。

あと、こちらも神奈子のスペカでおなじみの結びの杉があります。

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境内入口から見て左方向に向かうと、川の中の小島に浮島社という祠があり、さらに進むと万治の石仏という石造りの仏像があります。こちらは諏訪大社に並んで下諏訪一押しの名物らしく、この石仏をもとにしたキャラクター…一部萌えキャラにもなってるっぽいんですが(…)石仏キャラをちらちら見かけました。

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確かに、えもいわれぬかわいさがある…。
昔、この石を使って春宮の鳥居を作ろうとしてノミを入れたら、石から赤い血が出たので、石仏としてあがめたのだそうです。

鳥居の方に戻り、来た道(中山道)とは違う道へ。かつての春宮への参道なのですが、こちらに下馬橋があります。どんなに偉い人でも、ここで馬から下りて参拝したとのこと。

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ちょうど注連縄のつけかえ作業に取り掛かるところみたいです…奥に春宮の鳥居が見えますが、足場を組んで注連縄を付け替えていらっしゃる様子。ガテン系の皆様がいらっさったのは、この作業のためだったみたいです。

そのまま旧参道を下りていくと、大きな鳥居があります。

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鳥居の注連縄が梶の葉の形になってるー!


これで下社観光は終了。宿を上諏訪に取っているので、電車で上諏訪駅へ。下諏訪から一駅です。上諏訪駅に着いたら、早速ホテルにチェックインして荷物を下します。つ、疲れた…下諏訪だけで3キロくらい歩いたかもしれん…。

一息ついたところで、今日は上諏訪で回っておきたいところが一か所。諏訪子のスペカでおなじみの手長神社です。足長神社もありますが、歩きだとかなり遠いし交通の便も悪いので、足長神社は諦めて手長神社だけ…。

手長神社は、上諏訪駅からも近いです。歩いて5分くらい。郵便局のそばで、大きな一の鳥居もあるのですぐ見つかります。ただ…

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参道の階段が殺しにかかってる(涙)! 階段の先に見える鳥居も中継地点ですよ! 疲労困憊の室内もやし(自分)には致命傷を与えかねない石階段です…ウッ。

瀕死になりながら参道を登り切ったところに、手長神社があります。

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祭神は、ヤマタノオロチの話で有名なクシナダヒメの母神・テナヅチだそうです。クシナダヒメはスサノオと結ばれ、その子孫がオオクニヌシなので、オオクニヌシの子であるタケミナカタとも縁がある神様ということになります。ご神紋も、諏訪大社同様で梶の葉。
「手長さま」と地元で親しまれるこの神様は、或いはこの地方の土着の神だという説もあるらしい…というようなことが、こちらに書いてあったなぁ(よく参考に見に行ってます)→ http://www.toho-motoneta.net/

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拝殿です。境内には自分の他に人はいませんでしたが(夕暮れ時だったし…)、歴史ある建物です。
拝殿の向かって右の方に進むと、たくさんの祠(末社かな…)があります。比較的大きな祠には、御柱のような四本の柱が立てられています。なんだか不思議な雰囲気です。

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手長神社にも、立派な御柱が立ってます。

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最後に、諏訪湖の方までお散歩。広いー。

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湖の真ん中に見えるもの、船かと思ってデジカメをズームしてみたら…

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鳥居と御柱だった! 湖のまんなかにも神社があるのかな…。


一日目はこれで終わりです! 夜は上諏訪名物というみそ天丼を食べに行きました。天丼に甘酸っぱい味噌をかけて食べるのです。諏訪湖で取れたと思われるワカサギとかテナガエビの天ぷらものってました! 泊まったホテルはビジネスホテルなのですが、温泉もあって疲れもだいぶ取れました…諏訪は本当に温泉がよくわいてるなあ…。
by huangque | 2014-12-23 20:23 | ■日記

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