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三国志特集の「時空旅人」(雑誌)買いました

一週間以上前になりますが(…)、5月末に発売された「時空旅人」という雑誌が三国志(展)特集を組んでいたので、書店で買ってきました。


内容ですが、まず「三国志展」特集が10ページ。
トーハクの研究員で、三国志展の記念講演会(1回目)も担当する方が執筆してます。三国志展の裏話として面白い内容でしたねー…どのような観点で出品する文物を選定したかが分かります。
正史等の文献だけでは分からない、文物だからこそ語りうる歴史の断片―それを持つ文物を選りすぐって集めているような印象です。たとえば、裏に「蜀郡作牢」と記された朱然墓出土の漆盤は、呉蜀の関係を推測させるものだし(トーハクのサイトだと「蜀郡『堅』牢」になってるが、雑誌だとちゃんと「蜀郡『作』牢」って書いてあったな…多分「作」が正しい)、曹休の墓から出た帯鉤は呉で出土した帯鉤と意匠が同じで、曹休と呉との関係を考えさせるものだ…とか。背景を知れば知るほど興味深い文物が集められているのが分かります。

が、背景が分からないと「たいしたことない地味なモノ」に見えてしまうものも多い訳で…見た目のインパクトが集客にもつながる以上、一見すると地味なものが多い三国志展は苦労も多いみたいです。
あと、10年前の「大三国志展」との差別化に苦労されているのも分かります。私は「大三国志展」には行っておらず、図録だけ持ってるんですが、このときは多数の一級文物が来日してたみたいで…。それらと重ならないよう、違った特色を持つ展覧会を企画するのも確かに大変そう。


この雑誌の大半は、正史三国志の概略の紹介です。
…というと「何を今更」と思うかもしれませんが、人形劇三国志で使用された人形の写真がふんだんに使われており(全部で70体前後あると思われる)、また「三国志展」で展示される文物二十数点の簡単な紹介もあり(こちらも上記研究員さんがだいたい担当)、ただの概略紹介にとどまらないよう工夫されています。現地の写真も豊富。ライターさん自身が撮ってきたものがほとんどなのがすごい。ライターさんもかなり三国志にお詳しい感じです(合肥の戦いの説明にはちょっと異議あり、だけど)。…ただ、こういう雑誌あるあるで、誤字や生没年の誤りが少なからずあるのが惜しい…。
…人形劇の呂蒙はここで初めて見た気がするわぁ…黄忠よりじじいではあるまいか(笑)。「おっさんではない!」どころではない…。呂蒙好きとしては、人形劇三国志の荊州のくだりはおそろしくて見られません(涙)。


他には、むそ8についての鈴木Pのインタビュー(4p)、人形劇三国志特集(関係者・操演者の方々の裏話が読める。6p)、三国志展のもう一つの会場である九州国立博物館の紹介(4p)なんかがありました。鈴木Pのインタビューには特に目新しいものはないかな?という気がしますが、「三国志を題材にする以上、毎回物語が同じになってしまうのが頭の痛いところ…」みたいなことを言ってらっしゃったのは、さもありなんという気もする…確かに大変だよなぁ…。毎回、準備し得る最適解をゲームにしてると思うんですが、次回作ではその最適解を上回る答えを準備しないといけないんだもんなあ。
4月末に数か月ぶりに無双8をプレイしたんですが、アプデのおかげでかなり楽しくなってました。支援獣・鑑賞獣は面白い。隠れ家に行くと鑑賞獣がうろうろしてるのが超かわいい。わんこを三頭置いてたらめっさうるさかった(笑)。平服で戦えるのもいいし、その平服を手に入れるためのプレゼントに、今まで何のためにあるのか分からなかった書物に意味ができたのもいい。キャラの個性も出てますしね。狩猟の意味も出てきたし…って、話がゲームの方に逸れ過ぎている;; ゲームの話はそのうちネタバレページにでも書こう…。


三国志展の裏話が気になる方、人形劇三国志が好きな方は買ってみてもいいかもしれません!

by huangque | 2019-06-09 16:50 | ■日記

黄雀楼の日記です。三国・春秋語りや無双ネタバレトークなどもあります。


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