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ひさびさに春秋

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久々にうちの子を描いた気がします。ししょーさん。


久々に話題も春秋です。ただしすごくマイナーな内容です…自分用メモです…。
白川さんの『字統』を買ったままほぼ目を通してなかったので、徒然なるままにぱらぱらめくっていたら、ししょーさんの息子の士匄の名が目に飛び込んできたのです(笑)。お前どんだけ目立ちたがりやねん(違)と思って、どんなことが書いてあるのかと読んでみたら、こんなことが書いてありました…以下、「士」の説明から部分引用。

「士某というものは、士匄・士起など晋地にその名が多いが、范氏・韓氏の族長・族人たる身分のものであった」

…「士起」って誰すか…?? と思って、しゅんじゅー大事表の范さんちの系図を確認してみても、そんな人はいない…。あと、後ろの「范氏・韓氏」というのも気にかかる。范さんちが士という氏を名乗るのは分かる(范さんちはもともと士氏。士会が范邑をもらってから范を氏とするようになった)が、韓氏が出てくる意味が分からん。

…つまり、「士起」ってのは、もしかして韓起のこと…??と思って調べてみたら、韓起が自分のことを「士起」と名乗っている場面があった…初めて知った…! 左伝の襄公26年、韓起が周王に謁見した際、自分を「士起」と名乗っていた…ほんで周王に褒められてた…。杜預曰く、諸侯や大夫が天子の国(周)に入国した時には、士を名乗るのが礼儀らしい。そ、そうだったの…。

…ということを勉強しました、というだけです…。しかし、思いがけないところに面白いものが転がってるもんだなぁ…『字統』は甲骨文や金文ばかり引いていそうなイメージで、左伝で自分もおなじみの名前が出てくるとは思ってなかったのです…。

そういえば、士氏でない人が「士○」って呼ばれてる箇所は、他にもあったな…先蔑が「士伯」だったり。これは王の前に出て名乗った訳ではなく、左伝の地の文にあったと思うんだけど、これは何なのだろう…。
by huangque | 2014-11-27 00:11 | ■日記

黄雀楼の日記です。三国・春秋語りや無双ネタバレトークなどもあります。


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